続(遺産分割)

  • 身内だからこそ難しい…!

    相続(遺産分割)は、身内で起きるトラブルの最たるものといえます。
    遺産分割の場面では、個人的な思い入れのある財産の取得を希望する人や、被相続人の事業を承継する都合上、ある財産の取得が不可欠と考える人など、様々な立場の人が、それぞれの感情や思惑をもって分割の協議に臨みます。
    そのような様々な感情や思惑が交錯した結果、協議が紛糾してしまったり、身内の間に深い溝ができたりすることも、残念ながら珍しくありません(いわゆる「争族」問題)。

    遺産分割を行うには、以下のような様々な問題を、ひとつずつ解決していかなければなりません。

    相続人の確定 相続人は誰なのか
    遺産の範囲の確定 遺産として分割すべき財産はどれなのか
    特別受益 被相続人から特別の利益を得ている相続人はいないか
    寄与分 遺産の維持や増加に特別の寄与をした相続人はいないか
    具体的相続分 最終的に各相続人はどれだけの割合で遺産を承継するのか
    遺産分割の方法 様々な形の財産(動産・不動産)を、具体的にどう分けるのか

お悩みは弁護士にご相談を!

相続人の間で協議がまとまれば、遺産分割協議書を作成して分割を行いますが、協議が整わない場合には、家庭裁判所の調停・審判によって遺産を分割することになります。
そもそも遺産分割の仕組みや方法、手続がわからないという方はもちろん、遺産分割協議書を作成したい場合や、相続人の所在や相続分がわからない場合、相続人の間での協議がまとまらない場合など、相続や遺産をめぐる疑問やトラブルが生じたときには、お気軽にご相談下さい。